姿勢矯正にはまず筋膜

正しい姿勢を取れる体を作るにはどのようにしたら良いか？

まずは姿勢矯正を考えた時に筋膜からアプローチすることが最善と考えております。

骨でも、筋肉でもなく、まずは筋膜からのアプローチを考える理由について今回は書いていきます。

本記事は、私が今までに学んできたことを元に記載しております。

そもそも骨を動かしているのは筋肉であり、その筋肉は筋膜に覆われています。

体の歪みや姿勢の乱れを発生させる発生順序としては、

→大枠である筋膜に歪みや癒着が生じる
→筋膜と筋肉の癒着が生じる
→筋肉も引っ張られたり、歪みが生じる。
→筋肉の動きが減少し、関節の動きも拘縮
→筋肉は骨についているので、骨を動かす
→骨に歪みが生じ、骨盤、背骨、肩甲骨などに歪みが生じ、姿勢が崩れる

癒着とはくっつくことですね。

カイロプラティックは骨の調整がメインです。
骨を調整すれば、筋肉も筋膜も正しい位置に戻るという考えがあると聞いたことがあります。カイロも歴史ある手技なので、骨を調整することが悪いと思っているわけではないのですが、もともとの発生原因に目を向けることが根本からの解決に繋がると考えられます。

大元を辿るとまずは発生原因である筋膜ですね。

様々な症状の発生元になる大枠の筋膜に対応することで、筋肉も本来の可動域を取り戻し、骨を直接調整しなくとも、骨は正しい位置に戻ります。

そして骨を調整するよりも安全です。

骨盤矯正でも骨盤を直接動かすのではなく、骨盤の動きを妨げている筋肉、その筋肉の動きを妨げる筋膜にアプローチすることで骨盤は矯正されていきます。

これが骨をバキバキ調整しなくても調整できる理由ですね。

筋膜は英語でファシアと言い、海外では取り沙汰されています。アナトミートレイン、筋膜リリースなども筋膜に目を向けた手法ですね。まずは筋膜に対応していくことは近年すごく注目さられている考え方でもありますし、私も筋膜それから筋肉をメインとしてやってます。