体の異変は原因があっての結果

本日は、体に不調を感じている場合は、何か必ず原因があるということについて書こうと思います。

お店の整体に来ていただいているTさんという方がいらっしゃいます。

Tさんは足のしびれやひじの痛み、腰痛等々抱えられています。足がしびれ出したときに整形外科に行かれたそうですが、レントゲン、MRIを撮っても異常がないとのこと。

病院では「異常はないし、気にしすぎかなぁ」と言われるとのことです。

「異常がない」と言われたから問題なしというわけではなく、実際に体に異変を感じられているわけなので、レントゲンやMRIなどの診断ではなぜ異常が出ているかは判明できないということです。

レントゲンは骨の状態をMRIは筋肉や腱、靱帯、脳や脊髄などを診ることができます。

多くはレントゲンを撮って骨に異常がなければ問題ないと言われることが多いです。

筋肉や筋膜が硬くなっていることが原因である場合はレントゲンではわからないです。

MRIでも体を動かした際の痛みや筋肉や筋膜の緊張、関節が原因の場合などは画像診断ではわからないことは多くあります。

整形外科の画像診断で異常がなければ骨は問題ないので、それ以外の原因が考えられますが、筋肉、筋膜系が原因であることは確率的に高く考えられますし、もちろんそれ以外の原因もあるかもしれないです。内臓系の問題が原因ということだって例としてはありますので。

必ず何か原因があるから結果として体に異常、異変が出ているわけで、正しい体の状態にあれば、しびれは出ないし、腰痛にはならず、痛みも何もないというのが正常な体の状態です。

もちろん的確に原因を当てることは難しいですし、原因不明のことだってあります。体は様々な原因から悪くなることがありますので。

調子が悪いところがあるということは、何か良くない点、間違いがあるという体のサインと捉えた方がいいです。

問題がないと言われてもそれは、問題点が見つけられなかったということでもあります。

Tさんからお話を聞いていると体にとって負担となることは色々とありましたので、体にとって負担となっていることを極力減らし、体に良い習慣を身につけていけば、体は良い状態へと向かっていきます。

Tさんのお体を良くできるように取り組んでいきたいと思っています。