昔から冷えは万病の元であり、体を温める温活は健康に良いと言われています。
病気になったら薬で治すという前に、そもそもなぜ病気になるのかということを考えることが大切です。
病気にならない体作りを心がけるためにも、病気の原因になる冷えについての話です。
なぜ冷えると良くないのか、体を温めることの重要性をできるだけ簡易に読めるように記載しました。
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冷えるとどうなるか
体が冷えると体中に巡っている血管が縮こまります。
血管が縮こまるということは血液の流れが悪くなります。
血液は血管の中を通って、身体の隅々まで巡り、細胞に栄養や酸素を運んでくれ、老廃物を運び去る働きをしています。
そして体は全て細胞の集まりでできているので
冷えると各細胞に必要なものがこない、いらいないもの、有害なものが出ていかなくなり、細胞の機能が低下したり、おかしくなってしまいます。
冷えると病気の要因にもなりえる理由
冷えると血液のめぐりが悪くなり、体の各細胞に必要なものが届きにくくなり、不要なものを排出しないと記載しました。
血液が各細胞にいかない現象、つまり血液の循環不全が起こることが病気の要因にもなります。もちろん病気というのは様々な原因からなりますがその内の一つに冷えが関係しますよということです。
簡単な例について何点かあげます。
●ガン
細胞にしっかりと血液が届かないことにより
、栄養や酸素が運ばれず細胞が正常な状態からおかしな細胞になってしまいます。それがガン細胞です。
現代医学では、ガンになる人の特徴の一つに低体温が取り上げられています。
●脳梗塞
脳梗塞は脳の血管が詰まることによって、脳に血液が届かず、栄養や酸素が運ばれないことによって、脳細胞よ組織が部分的に死んでしまう病気です。
冷えると血管が縮こまりますので、血管の流れが悪くなり、詰まりやすくもなります。
脳に血液がいくまでにまずは首を通りますが、冷えていると首も硬くなります。
などなど、血液の循環不全が起こることは細胞自体が正常な状態を保ちにくくなるため、様々な病気に繋がる可能性が出てくるということです。
定期的に体を温めて
体が冷えると血液の循環不全が起こっており、特に体の中心から遠い手や足など(抹消)まで血液がしっかり届かなくなります。
この状態が長く続くと、体の末梢の毛細血管の中にでは血の流れが滞ってきます。
この状態を
専門用語では、血球スラッジ
東洋医学では悪血(おけつ)
民間医学では「ふるち」
と言います。
体を温めることにより血管が広がり、血液の流れが良くなり、体全体にしっかりと血が届き細胞が元気に正常な状態となります。
これが、体を温めることは健康に良いと言われる所以です。血のめぐりを良くして、体の隅々まで血液を届けてあげることは体にとって良いのです。
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